青き石眼のアシュリー 上
¥1,870
出版:HS書架
著者:春紫苑
イラスト:さかゐわたる
ページ数:318ページ
サイズ:18.2 x1.8x12.8cm
公式ページより引用:
蒸気(スチーム)が世に革命を起こして間もない頃。
不慮の事故で両親を亡くした少女ノエルは、遺産を狙う叔父に崖っぷちへと追い詰められていた。
(神様、どうか私をお守りください!)
一縷の望みに賭け、ぬいぐるみの友だちミミーをトランクに入れたノエルは、滝壺へと身を投じ――。
次の朝。鷹を「師匠」と呼び、森に一人暮らす少年アシュリーは、川辺に流れ着いた女性を見つける。 寒空の下で水に浸かった彼女の体は、氷のように冷たかった――。
ノエルの叔父たちが探す物語のキーアイテム、指輪紋章印(シグネットリング)はどこにあるのか。
また少年アシュリーの体に隠された秘密とは?
これは孤独を抱えた少年と、孤独になった少女が出会い、衝突と親交を深めながら互いの運命を切り開く、ひと冬の物語。
ガスパール記:
めちゃくちゃ面白いです!
スチームパンク&狩猟生活とあり、そちらにも目が行くのですが、ダブル主人公の立ち方が凄く良いのです。なんだか、もどかしくすれ違ったりする場面もあり、読んでいるうちに愛おしくも感じてきます(蛇足ですが、ご飯が美味しそうなのです。ジブリ飯くらいに美味しそうなのです)
他にもたくさん見所があるのですが、イラストレーターの、さかゐわたるさんの画力も素晴らしく。作品をより一層引き立ててくれています。上巻には栞がノベルティでついてきますが、下巻のノベルティのポストカードの画も素敵なのです。









