入門 現代の量子力学 量子情報・量子測定を中心として
¥3,300
出版社:講談社
著者:堀田 昌寛
ページ数:304ページ
サイズ:15 x 1.8 x 21 cm
ISBN:978-4065239230
公式ページより引用:
今世紀の標準! 次世代を担う物理学徒に向けて、量子力学を根本的に再構成した。原理から本当に理解する15章。
「量子力学は20世紀前半には場の理論を含めて完成を見た。しかしその完成に至るまでの試行錯誤では、現在では間違っていることがわかっている物質波の解釈の仕方や、正確ではなかった不確定性関係の議論もなされていた。そこで本書では、そのような歴史的順序そのままの紆余曲折のある論理を辿らないことにした。一方で、線形的な状態空間やボルン則を用いた確率解釈やシュレディンガー方程式などを天下り的に公理とするスタイルもとらない。代わりに情報理論の観点からの最小限の実験事実に基づいた論理展開で、確率解釈のボルン則や量子的重ね合わせ状態の存在などを証明する。」〈本書「まえがき」より〉
ガシパール記:
堀田 昌寛先生が量子力学を判りやすく15章にまとめ解説された良書。「青ブタ」ファンな方は馴染み深いであろう「量子もつれ」のお話などもしっかりと。要所で「まとめ」が掲載されているので、一度まとめを見てから本文を追いかけるのもオススメです。





